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Aniversarry........。

2005年11月18日 10:30

眠っている彼女を横目で見ながら、自分の情けなさに気が付いた。
どれだけ傷付け、悲しませたのだろう?
あてのない涙を流させて、苦しませてきたのだろう?
好きで仕方なくて、ただ好きなだけでは彼女を守れないって解ってたはずだった........。
嘘なんかじゃない。
不意に気が付くと、俺はため息を吐いていた................。
(悩んでどうするんだ? このままじゃ、また郁子を傷付けるだけだぞ………?)
自分で自分に問い掛けて、動揺を抑えた。

早く彼女が目覚めて、俺の存在に気が付いてくれないかと、ずっと想っていた。
その矢先。彼女が起きた………。
「槻丘さん............。」驚いているのか、嬉しいのか彼女は呟いた。
「昨日の事………覚えてる? 覚えてなかったら良いから.............。
もう少し寝てれば?」
優しい言葉なんて云えないけど、俺は告げた。
「…………。」彼女は首を横に振った。何も覚えていないようだ...........。
………昨日の夜、家の前で待っていてくれていた彼女を………。
雨の降る車道に追いやった事。俺がお酒に酔っていての行為だった。
何が俺にそうさせたのか把握出来ない、していなかった。
ただ、自分の愚かさに泣きたかった。
………ふと気付くと、彼女をこの腕に抱き締めていた............。
「槻丘さん.............?」彼女は腕の中で呟いている。
「ごめん..........。ごめん.............。傷付けてばっかりで............。」
切なくて泣きそうになりながら、言葉を探して云った。
彼女は何も云わずに、俺に抱かれたまま目を閉じた。
俺が云った言葉を嘘だと想われていたら...........、どれだけ自分が傷付くのか解らない。
たぶん、彼女が俺の言葉や態度で傷付いた程には傷付かない。
「郁子………。俺の事.....................。」咄嗟に口から、言葉が出た。
「嫌いになんて、ならないよ?」
「郁子............。」
俺は、彼女をもっと強く抱き締めた。
「志耶は、なんだかんだ云っても。いつも私の事守ってくれる。
優しいその笑顔、ずっと絶やさないでね。大好きだよ?」
「俺も、好きだよ。郁子が傍に居ないと、生きていけないよ?」

.............出会って2年。まだ恋は始まったばかり。
二人で一緒に居られる、この日が記念日。

FIN

□恥ずかしいーッ@後書き□
昔、書いてたSSに付け加えて書いたSS。
二人は付き合って2年です。恋の初々しさを描きたかった。
久し振りに恋愛小説書いたよーッ。
郁子さん、とは知ってるヒトは知ってる某ヒトの名前です。
ちゃんと承諾して拝借しました。/爆笑
槻丘志耶(つきおかたかや)ってヒトは、モデルがちゃんと居ます。
御想像に御任せします。
嗚呼、恥ずかしい。
Aniversarry............。タイトルは、勿論。
浅岡雄也の楽曲より。
この二人も、10年続くと良いな。
♪10年が過ぎても 愛はまだ色褪せない~
結局、ハッピーエンド。
恋ってそんなもんだ、と想いたい。
では、おやすみなさい。
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