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Anniversary

2007年01月08日 15:41

一月。東京にしては珍しく、外は真っ白な雪が降り積もっていて、一考に止まない様子。彼女と会う約束をしているのに、彼女は来ない。どうしたのだろう? 携帯のメアドや番号はお互い知っているので、連絡は取れるのだけれど。随分と、彼女と会っていないなぁ。会うのは何ヶ月振りになるのだろう?
久し振りに会うので、何故だか緊張気味。
でも、彼女に会える事がとても嬉しい。
待ち合わせ場所。JR渋谷駅前。只今の時刻は午前十一時ジャスト。
「おーい。志哉。」
背後から声がした。咲希の声だ。
「何、ボケっとした顔してるの?」
久し振りに彼女の姿を見たら、何だか幸せボケしてしまう自分が居た。俺って幸せ者め!(笑)
彼女は、二十歳。今時の女の子らしくblogを持っていて、俺は彼女と会えない間ずっと彼女のblogを読んで生存確認していた。勿論、メールや電話も欠かせなかったのだけれど(笑)
今時の女の子らしく、友達とバーゲンに行った事や好きなアーティストのライブに行った事も書いてあった。
「咲希!元気だった?」
「元気元気。志哉はblog見てると、何だか多忙そうだね…。」
あっ。俺の職業を言うのを忘れていました。小説家です。売れっ子ではないけれどね。と或る小説雑誌に小説を投稿した事がきっかけで、業界から声が掛かって小説家になれた訳で。
それは今から二年前の話で。まだ新人も新人で修業中ですが(笑)
こんな俺は、自称鬱病持ち。不安神経症。自分で自分の気持ちをコントロール出来ない心療内科の病気。
何か自分に事件が起これば、ひとまずパニックになってしまう。自分で自分の感情をコントロール出来ない自分が鬱だ…。はっきり言うと。こんな俺の事を認めて付き合ってくれているのが、現在の彼女の咲希。俺が何かに挫折しそうな時も、何かに苦しんでいたり悲しんでいたりしても、彼女の笑顔さえ見ていれば不思議と元気が湧いて来る。
彼女が好きな歌手は、と或るバンドに在籍していたVocalさん。彼女は持病がないので元気も元気。でも、彼女の心の中では、この俺を差し置いてでもNo.1な存在なんだとか。
ちくしょ、俺って芸能人に負けているよ(苦笑)
と或る歌手が歌っていたじゃないか。♪No.1にならなくてもいい 元々特別なOnlyoneって。
って事は、俺はOnlyoneで良いのかなぁ?
俺達二人は、今年で付き合って三年目。今日は、所謂Anniversary。だからデートなのだ(笑)彼女がよく口ずさむ曲。♪夏の恋を歌ったメロディー Car radioから流れ 口ずさむ~走り抜けた遠い記憶が胸に蘇るよ~三年前の衝撃的な出会い。初めて会った気がしなかった。前世で出会っていたような気さえした。
あの夏の出会いは、三年目の記念日に持って来いの話題だ。
「咲希。あの日の事覚えてる?」
咲希は、俺の顔を見て呟いた。
「三年前の出会い?」
眩しい程の笑顔だ。
「お互いの親友の誕生日パーティーで知り合ったんだよね? あれは確か、志哉が小説家デビュー前だよね。」
「あっ。覚えててくれたんだ(笑)」
「何言ってんの。当たり前でしょ!(笑)」
咲希がマジな顔をして言った。
鳴呼、俺って幸せ者だ。
こんなに、彼女に大事に想われているなんて。
俺、また幸せボケしそう。「今日、咲希の好きな曲聴いて来た。」
「♪歌はいいね~そのフレーズが過ぎた瞬間を~巻き戻す 10年が過ぎても 愛はまだ色褪せない~」
「Anniversaryだね(笑)」そう、今日は記念日。
出会って三年目の、二人の記念日。

FIN

□久しぶりのSS(笑)□
書いてみました。文才の神はまだ降臨してたのね(爆笑)プロットの立て方が違う(苦笑)よく頑張った、自分。発散だVvvv
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